平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

巨大胚芽米カミアカリの勉強会に参加して  2011/11/11

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先日の日曜日、カミアカリドリーム勉強会主催の巨大胚芽米カミアカリの勉強会に参加した。今回で10回目だという。わたしは、前回講師として呼ばれて埋め草的に話をさせてもらったのが初参加で、今回が二回目となる。

当日は全体が三部構成なっていて、第一部(23年産の栽培について)は生産者による今年の生産状況等の報告会。第二部(自らの稲作をどう考えるか)はパネルディスカッション。第三部が23年産巨大胚芽米カミアカリ4種食べくらべと参加者による試食感想のプレゼンテーションといった流れだ。

全体を通して強く感じたのは、生産者と販売者の本気度の問題だ。今年は確かに米農家や生産者にとっては特別な年だろう。いろいろなところで、放射能問題における議論は多々あったに違いない。だが毎年、販売者である米屋が何百キロも車を走らせ、自らの目で栽培・生育状況を確認し、ここまで密に情報交換をしながら米を販売している例が他にはいったいどのくらいあるのだろう。小売店の店主は、米の生産現場にどのくらい足を運んでいるのだろう。

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向かって左から、静岡県藤枝市の松下明弘さん、山形県飽海郡遊佐町の齋藤武さん、茨城県久慈郡大子町の大久保秀和さん、福島県喜多方市熱塩加納町の菅井大輔さん、安東米店の長坂潔曉さん。写真には写っていないが石垣詩野さんをはじめ、多くのスタッフが準備から進行までを支えていた。
会場は、生産者の松下さんちの倉庫。会議室を借りるのではなく、いつもの場所で開催する、それがまたいい。


◆前回の勉強会
http://www.hirano-masahiko.com/tanbou/1633.html






◆昨日、今日、夜になると庭で子猫の鳴き声が・・・きっと野良猫が子供を産んだに違いない。毎年のことである。でも、夜になると鳴き出すため、懐中電灯をもって草むらを照らすのだが、まったくどこにいるのかわからない。人間の気配を感じると、親猫がなにがしの方法で子猫を絶対に鳴かせないようにしているのだ。



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※今日現在、twitter上でつぶやかれている平野雅彦さんは、私平野雅彦ではありません。


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