静岡市美術館 アルプスの画家 ジョヴァンニ・セガンティーニ展 2011/09/03
先日、19世紀のイタリア、スイスを代表する画家ジョヴァンニ・セガンティーニ(1858-1899)の内覧会(静岡市美術館)に行って参りました。
恥ずかしながらセガンティーニという名前をはじめて聞いた。色彩分割技法といって補色を効果的に使うことで、アルプスの光を再現することに成功しているらしい。確かに、その絵の前に立ってみると、技法を識らずともまぶしさが際立つ。
もう十年以上も前になるが、アルプスの山を歩いて下ったことを、この画家の前で思い出した。残念ながら今年は大きな列車事故が起きてしまったが、確かにセガンティーニの創り出す輝きが当日の列車の旅を懐かしく思い出させ、アルバムを引っぱり出してしまった。サンモリッツにあるドーム型のセガンティーニ美術館を横目で見て通過してしまったのが唯一の心残りである。
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※今日現在、twitter上でつぶやかれている平野雅彦さんは、私平野雅彦ではありません。
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