カミアカリ・ドリームで「放課後」の先生担当 2011/08/24
静岡県藤枝市のお米の生産者・松下明弘さんが、1998年にコシヒカリの田の中で発見した巨大胚芽の突然変異を7年かけて育てた新種のお米がカミアカリです。広い田から、わずかな突然変異を見つけ出す能力だけでもすごいでしょう。この発見は単なる偶然ではありません。「超・能力」です(超能力ではありません)。
そのお米を静岡市葵区の安東米店・長坂潔曉さん通称アンコメさんが併走して、研究・開発、カミアカリドリームという勉強会を開催しています。
この勉強会(一泊二日の夏合宿)で、このほどわたしは「力ってなんだ」という話を担当させて頂きました。掛川市にある「さくら咲く学校」(原泉小学校 現在廃校を利用)が学びの舞台です。
講座の内容は、主に植物の超・能力のこと(超能力ではなく、超・能力)。植物と人間の共通点。「いただく」とは何か。エントロピーとタンパク質の合成 等々です。
2日間の流れは以下の通りです。詳細は、アンコメさんのサイトをご覧ください。
http://ankome.com/modules/information/index.php?cid=6
□講座詳細
≪20日(土)≫
■1時間目(13:00〜13:45)
「なぜ田んぼに水があるのか?」 藤枝市有機稲作生産家 カミアカリドリーム 松下明弘さん
■2時間目(14:00〜14:45)
「キウイ農園の舞台裏」 掛川市キウイ農園園主 キウイカントリーjapan 平野正俊さん、常代さんご夫妻
■3時間目(15:00〜15:45)
「養鱒というしごと」 田方郡函南町養鱒家 柿島養鱒株式会社 岩本いずみさん
■ホームルーム(15:50〜16:10)
「さくら咲く学校が目指すところ」 さくら咲く学校運営組合 鈴木信夫さん、長谷川八重さん
■夕食・懇親会(18:00〜)
■放課後(20:00〜)
<夜の特別講座:大人の夜話>
「ちから」ってそもそもなんだ? 静岡大学客員教授 情報意匠論研究所 平野雅彦
≪21日(日)≫
■ワークショップ(10:00〜12:00)
「なぜ土鍋炊飯なのか?」 富士市ガス販売店店主 小谷浩一郎さん&ご飯炊きチームESI
カミアカリ・ドリーム主催者 安東米店の長坂潔曉さん。見立てで言えば、校長先生か?
「なぜ土鍋炊飯なのか?」 アンコメさんは、「エクストリーム・スイハニング・インターナショナル(ESI)」を立ち上げ、美味しいお米をより美味しくいただくための活動もなさっています。ご指導は、富士市ガス販売店店主 小谷浩一郎さん&ご飯炊きチームESI。
レジュメのイラストは、新潮社の季刊誌『考える人』にエッセイを担当されている、さげさかのりこさん。何と贅沢な。
こちらはコシヒカリの白米。今回は土鍋で炊いたのですが、上等に炊けました。おこげ いいぞ。うまいぞ。
茨城から参加した巨大胚芽米カミアカリの生産者・大久保秀和さん。大久保さんは、「お米日本一コンテストin静岡2006」で最優秀賞受賞している。本当にうまい。
2日間の「カミアカリ・ドリーム夏合宿」、役割としては一コマを担当した「先生」でしたが、わたし自身がいちばん学ばせて頂きました。長坂潔曉さん、石垣詩野さん、みなさん、ありがとうございました。
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※今日現在、twitter上でつぶやかれている平野雅彦さんは、私平野雅彦ではありません。
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