平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

女子高生リーディングカフェ  2011/08/14

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中央の赤いキャップがSPAC(静岡県舞台芸術センター)の俳優・奥野晃士さん。奥野さんの向かって左隣が主催者の一人 鈴木万里奈さん。


台本を、読み合わせる。それは、その芝居に係わる俳優達が、最初におこなう共同作業である。そう教えてくれたのは、SPACの俳優 奥野晃士さんだ。お互いの距離感、間の取り方をさぐりながら、なるほど、この俳優はこんな声なのか、こんな個性なのか・・・さまざまなことが読み合わせることで、分かるという。

そういえば、「打ち合わせ」という日本語は本来、「会議」という意味ではない。互いに楽器を打ち鳴らして間をはかり、調子を整えるという音楽用語なのだ。更に言えば、打ち合わせるということは、楽器の調子を整えるだけではなく、演奏者の調子を含めて、その場に居合わせた者、場の空気など、すべてをチューニングすることだ。
女子高生 鈴木万里奈さんとSPACが企画した「第三回 女子高生リーディングカフェ」には、中学生Sさんやダンスパフォーマンス『タカセの夢』にも出演しているMさんやNさんも参戦して、すばらしい「打ち合わせ」となった。声はやっぱり楽器だね。

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http://www.spac.or.jp/


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※今日現在、twitter上でつぶやかれている平野雅彦さんは、私平野雅彦ではありません。


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