平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

liberality   2011/05/19

A49

いいか、効果的なパンチというのは、相手のアゴに向かってこういうアングルで撃つものだ。



libertyとはある抑圧からの解放であるところの「自由」という意味である。
一方、liberalの名詞形liberalityは、手放す、差し出す、気前のよさ、寛容、という意味だ。それは決して正義や正論の押しつけではなく、むしろ、その押しつけというくびきからの解放である。
わたしの得、わたしの利益、わたしの独占、という不自由から自由になることだ。
 といったことを中学三年生たちに向かって話をした。

ここまで書いて、そんな話を以前にも中学生に向かってしたはずだと思って記憶を辿ったら、やっぱり・・・二年以上も前のことだ。
http://www.hirano-masahiko.com/tanbou/682.html

若い人たちに伝えたいことは何も変わっていない。


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