幸田文『崩れ』 2011/04/20
幸田露伴の娘 幸田文の傑作中の傑作『崩れ』。
文は最晩年にここ安倍峠にある大谷崩れを訪れ、そこから作風が一変してしまうのです。
大谷崩れに一度出掛けたあとに、『崩れ』や『木』(新潮社)におさめられた「安倍峠にて」を読むと、幸田文のすごさが真に伝わってくる。
写真は、雲が垂れ込める、ある日の大谷崩れ。
名刺と書名本は手持ちのものから。
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