三角空間 〜吉行淳之介文学館 2011/01/25
吉行淳之介文学館(掛川市上垂木あかしあ通り)は、『茶の建築』『茶室の建築』『数奇屋古典集成』
『茶園の意匠』などの著作のある建築家・中村昌生氏の仕事である。
この文学館には小さいながらもユニークでハッとする空間がある。うっかりすると見落としてしまいそうなそこは、三角空間とでも呼べるようなスペースで、屋根と屋根、棟と棟が重なり合うことによって「出現」するスペースである。その三角空間は三角な中庭を創り、なんとぽっかりと口を空けた空も三角に切り取ってみせる。
もしもこの文学館を訪ねることがあったら、目を上に下に移動させながら、天と地が響き合う三角をたのしんでみるといい。
◆以前にも書いたけれど、わたしの仕事部屋には冷暖房の機器がない。正確にいえば、ないわけではない。「新型エアコン」だって取り付けある。だが、部屋全体を暖めると一気に眠気が襲ってくるために、エアコンにはここ10年以上、壁の飾りとして働いてもらっている。そんなわけだから20年ぐらい前に取り付けた「新型エアコン」は、何も使わないうちに旧式になってしまった。
唯一、時折スイッチを入れる小さな温風器でこの寒さを凌いでいる。あとは膝掛けがあるのみだ。寒いというか、もう凍てつく。外の方が暖かい場合もあり愕然とすることさえある。糊口を凌ぐ江戸長屋の素浪人みたいだ(エアコンを買い換えるならその分本が欲しい)。
◆実はちょうど昨年のきょう、わたしは自然渋滞で止まっているところを、ノンブレーキの自動車に突っ込まれ、頸椎捻挫・腰椎捻挫の憂き目に遭った。まだ完治はしていない。
http://www.hirano-masahiko.com/tanbou/1058.html
みなさん、本当に注意してください。せめて、停止時にはポンピングブレーキを。
カメは飼えなくなってしまったけれど・・・Rさん、ご馳走様です。
お煎餅といっしょにやってきた折り紙亀が実にかわいい。
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