距離がいい 2011/01/07
「SPAC(静岡県舞台芸術センター)秋のシーズン2010」における芝居や取り組みについての意見を述べる座に出席。自分が観劇した芝居の数々を思い浮かべながら、少しだけ意見を述べる。
そもそもわたしは、「まず静岡」というフレームを持ち出してSPACを語ったり観たりするのがどうも苦手である。そもそも(それがたとえどこの国のどの時代の戯曲だろうと)台本さえきちんと仕上がっていれば、生のSPACの役者や静岡の市民が参加することで、それが静岡県の舞台芸術となり得る、そう考えている。
そういった意味でも、振付家メルラン・ニヤカムとオーディションによって選出された10名の静岡の子どもたちともに、ダンス作品を創造し公演を行う国際共同制作プロジェクト「SPAC-ENFANTS(スパカンファン)」 『ユ メ ミ ル チ カ ラ REVE DE TAKASE』は、昨年観た芝居の中でも三指に入るすばらしい出来であった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
打ち合わせのために掛川市役所へ。
その足でお気に入りのカフェ「konohi」へ立ち寄らせていただく。相変わらず気持ちのよい接客である。お店はオーナーの好みだけではなく、人柄がそのまま出るものである。わたしはオーナーYさんのつくる心地のよい距離感にやられている。
地球も、太陽とちょうどよい距離によって生命が誕生した。「距離」とはそういうものである。
http://www.hirano-masahiko.com/tanbou/1424.html
ステーショナリーカフェ konohiさんのブログ
http://konohi.hamazo.tv/
この場にアップした内容は、その後、ペンを入れる場合が多々あります。
バックナンバーはここ↓から。「表示件数」を100件に選択すると見やすくなります。