読むべき時期と 読むべき機会と 2010/12/29
児童文学作家・石井桃子さんの言葉がずっと耳を離れない。
子どもたちよ。子ども時代をしっかりとたのしんでください。おとなになってから、老人になってから、あなたを支えてくれるのは、子ども時代の「あなた」です。
わたしはここ5年ぐらいで約3500冊の絵本・児童書を読んできた。その行為を通して痛感したことがある。それは、それぞれの本には最初に出会う時期と機会いうものがある、ということだ。時期というのは、絵本でいえば版元がすすめる「○歳以上」といったものとはちょっと違っていて、もっとざっくりとしたものだ。いわゆるそれが石井桃子さんの云う「子ども時代」ということになる。
もちろんいくつになって、読まないよりも、読んだ方がいいだろう。
でもね、あ〜 もっと子ども時代に読むべき本を読んでおきたかった。
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