平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

建築家 谷口吉生設計の茶室 松韻亭 2010/11/26

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建築家 谷口吉生、思いつくままに彼の作品を挙げるなら、 資生堂アートハウス、土門拳記念館、清春白樺美術館、ジョルジュ・ルオー記念館、長野県信濃美術館東山魁夷館、東京都葛西臨海水族園、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、MoMAニューヨーク近代美術館新館、豊田市博物館、慶應義塾幼稚舎 新館21、東京国立博物館法隆寺宝物館などがある。確か、金沢市立玉川図書館、秋田市立中央図書館明徳館なども谷口氏の仕事だ。門外漢のわたしですらこれくらいはすぐに思い出す。あぁ、あれね、という方も多いのではないだろうか。ただし、ご本人は一部の雑誌に登場する程度で、その顔を知るものは少ない。

ところで、本日足を運んだ茶屋松韻亭が谷口作品だということは地元浜松市の方々にもあまり知られていない。知られていないのには確かに理由があるのだが、それはさておき、紅葉の中にすっぱりと埋もれてしまう茶室萩庵はこれまた実に美しかった。
広間を備えた茶室にある月見台は、観月を楽しんだ義政の銀閣や八条宮家智仁親王、智忠親王の桂離宮を思い浮かべるには十分だった。
ご案内頂いたSさん、ありがとうございました。



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