平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

「100人の上野」 報告書  2010/11/05

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2010年7月31日 ギャラリーA4(エー・クワッド 竹中工務店)が主催した『人・建築・都市を記憶する レンズ付きフィルムによる写真展 100人の上野』の報告書が上がってきた。撮影当日の様子は以下の通りだ。
http://www.hirano-masahiko.com/tanbou/1304.html

この企画は、100人のカメラマンにインスタントカメラ一台が渡され、「7月31日の上野」を記録し、その後作品をもって写真展を開くというものだ。

わたしは、この撮影で山手線に乗り込み、車窓から見える「いつもの上野」
を撮ることにした。決められた文字数の企画意図書に付けた文書は以下の通りだ。


移動する窓から見える上野の一瞬

私たちが生きているのはまさに「日常」です。その瞬間、瞬間の積み重ねの中にこそ歴史が構築されていきます。日常というのは、通勤や通学の電車の車窓から一瞬だけ見える広告や行列、行き交う人々や自動車の流れ、あるいは事件や事故だったりします。わたしは普段通りに電車に乗り込み、アメ横から上野駅を少しだけ越えた撮影範囲の中で、敢えて電車の窓枠を写真のフレームに取り込みながら「いつもの2010.07.31」を撮影しました。

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この場にアップした内容は、その後、ペンを入れる場合が多々あります。

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