偶然のスクラップブック 2010/09/30
◆ 「昭和年50年夏」と表紙にダーマトグラフで記された制作者不明のスクラップブックを先日入手した。貼り込まれているのは、全51回の中日新聞のシリーズ。各回のしりえに、筆者の名前とおぼしき〈秀〉の一文字がある。わたしは、この筆者にすぐにぴーんと来た。ちなみに新聞のシリーズ名は「駿遠路の木喰」。
きょうは、島田市博物館の博物館協議会へ出席。この会の会長は常葉学園大学造形学部長の日比野秀男先生だ。
博物館で日比野先生と顔を合わせるとすぐに、「このスクラップブックに貼り付けられた新聞のシリーズ、先生の筆ではありませんか」と伺うと、封筒からおもむろに一冊の本を取り出され、「この七月に本になったばかりです」と先生。書名を見ると『駿遠豆の木喰仏』(静岡新聞社)。えっ??? なんと件のスクラップブックの新聞のシリーズが、版元もかわり約三十年ぶりに出版されたばかりだという(初版は第一法規出版 1980/10)。それをたまたまきょう持参されていたのだ。わたしはといえば、右に新刊本、左にスクラップブックと、何度も左右を比べながらキョロキョロしてしまった。
日比野先生は持参されたご著書を島田市博物館へ寄贈されるおつもりだったようですが、そのうちの一冊をわたしが頂くことになってしまいました。日比野先生、ありがとうございました。で、さっそく、拝読。
それにしても、すごい偶然。
◆アーティストちばえんさん作のロゼッタストーン?! 解読できず(汗)
◆ あちこちから、今年は栗の収穫が極端に悪い、という声が聞こえてくる。そんな中、こんな大粒をカゴいっぱい頂いた。ダイエットをしている暇がなくなりそうだ。 I先生、ありがとうございました。
◆ Mさんが雑誌『安心』を送ってくれた。Mさん流の本に語らせるというメッセージだ。骨盤を矯正してダイエットしろと云いたいのだ。とりあえず付録のDVDを見てみよう。でも明日。感謝。
◆ ある紙類を膨大に引きちぎっていたら(市指定のゴミ袋三杯分)、腱鞘炎をぶり返した。
◆大勢の方々から個展の案内を頂いたり、音楽イベントにお誘い頂いておりますが、ほとんど伺えません。お許しください。
◆こういったときにこそ、自分は恩人に対して背を向けるようなことをしていないか自問自答してみる。我が振り直せ。
◆ あすから後期の授業「情報意匠論」が始まる。今回は、思い切って「授業の運び」を変えてみることにした。どこまで通じるか。果たして、今年は正念場だと覚悟を決めている。
◆さあ、さあ、準備、準備。まだまだこれから、夜は長い。
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