平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

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応援番長・石垣詩野、立ち上がる!  〜浜野佐知監督新作映画『百合子、ダスヴィダーニャ』  2010/09/10

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パネリストの増淵礼子さん、進行役の滝尾浩実さんには、以前からずっとお世話になっている。


応援番長・石垣詩野、立ち上がる。そうして、その旗の下へ集った仲間たちによって浜野佐知監督『百合祭』上映会&シンポジウムが去る9月4日静岡市内で行われた。

シンポジウムでは、浜野監督の生々しい言葉の数々に度肝を抜かれた参加者も多かったに違いない。
同時に上映された映画『百合祭』は2001年の作品だから、既に10年を越える年月が経っている。表現の中心にあるのは、老人の性への開放と周りの理解と共感。そうしてその前で躊躇する老人たちの背中を軽く押して上げることだ。
そのための配役として、浜野監督は、登場人物に69歳から91歳までの女性7人と73歳の男性1人を登場させた。みんな性一杯(字が違うよね)心と身体に正直に生きている。

では今改めて、なぜ『百合祭』を上映したのか。もちろん、テーマである老人の性への開放と理解が思うように進んでいないという理由もあるだろう。だが、理由のもう一つは、この10月からクランクインする浜野監督の新作映画を応援するためだ。新作映画の名は『百合子、ダスヴィダーニャ』。
チェーホフの翻訳なので知られる湯浅芳子と作家の宮本百合子の関係を描く本作は静岡県を中心に撮影が行われる。そのためにわたしの友人でもある石垣詩野が応援番長を買って出たと言うわけだ(この人、か細い美人ですが本当に番長の貫禄十分なんですよ)。
さて、こう書いているわたくし自身が現在ひじょうにバタバタしていて何も応援ができていない。何ができるのかもまだわかっていない。できることから応援したいと思っている。

そうそう、時同じくして、ある小説家の作品がもう一本クランクインする。配役は、いしだあゆみ、林隆三、高橋恵子ら。こちらも応援しないと。10月のロケハンにも行きたい。でも無理そう・・・詳しくはいずれ。

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この日のためにこしらえられたピンクとブルーのフライヤー。

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◆浜野佐知監督の映画「百合子 ダスヴィダーニャ」の衣装協力をされているNPO法人京都古布保存会さんのサイトです。こうして、応援団が段々に増えていく。
日本の染色、着物、色、意匠などについても学べる充実サイトです。
http://www.kyoto-tsubomi.sakura.ne.jp/tenji_yotei/ishoukyouryoku2010.htm

◆NPO法人京都古布保存会 公式サイト
http://www.hozonkai.org/


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