神の通る道 2010/07/04
最初にお断りしておきますが、以下の文章は学問的考察は何もしていません。独り言の類です。
千葉県佐倉市にある「神門」という地名は「ごうど」 Godo と読む。Godと見間違えてしまうような字面だ(もちろん偶然である)。
「神門」は神社仏閣用語でいえば「しんもん」、あるいは「じんもん」で、神社の門のことである。それを神がくぐり抜ける門(境)、神がやってくる門だと考えるなら、当地の国道52号線は東京湾と神門を結んで走り抜ける神の道なのかもしれない(ただし現在走る52号線と昔あった道の関係がまったくわからない)。または九十九里の方角から神がやってくるということなのか。あるいはその昔、神門周辺にはこの地の名として残るような力を持った神社があったと見るべきなのか。現在の地図を見ると、神門の周辺には、熊野神社、浅間神社、八坂神社などがある
ちなみにNHK静岡のアナウンサーの神門光太朗さんは「かんど」と読む。ご出身の島根県を調べてみると、あった、あった、島根県出雲市 神門町。ただしこちらの読みも「ごうどGodo」。この地名は出雲大社と深く関係するとみるのが自然だろう。
で、『出雲風土記』にあたれば、伊加曾然(いかそね)という者がこの地に神門を奉ったことにより神門臣の姓を賜って、その神門臣が定住したのでその地を「神門」と呼ぶようになったそうだ。なるほど、神門一族の何某かなの秘密があるのだろう。
P さんご提供の一枚(平野がトリミングする)からあれこれと空想してしまったのである。
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