PTAで講演 2010/06/12
テレビ静岡(フジテレビ系列)から「なぜ、トリノ・エジプト展には、特に親子連れが押し寄せるのか」という取材を受ける(本日土曜日放送)。
平野の答えはシンプルで「子どもにとって、ミイラやツタンカーメンは美術というよりも“キャラクター”だから」である。ここで注意が必要なのは、取っつきやすい分、わかりやすく見えてしまうことだ。もちろんミイラもツタンカーメンも、そんな単純な話ではない。
◆トリノ・エジプト展
http://www.torino-egypt.com/
乾杯の音頭をとられる望月博視校長
静岡市PTA第3ブロック(中学校4校、小学校4校合同)から依頼を受けて講演をする(Iさん、お世話になりました)。PTAの役員と各小中学校の校長、教頭、教務主任の先生方120名がわたしの話を聞いてくださった。演題は「気になると変わってくるね」。
実は先日、中学のときのクラス担任・望月博視先生(現静岡市立観山中学校校長)に十数年ぶりにバッタリと会い、「おう、平野、今度講演してくれるらしいな 楽しみにしているぞ」と脅迫される(笑)。中学時代の平野をよーく知っている先生が講演会場にいらっしゃるのはかなりのプレッシャーだ。少なくとは、もうカッコーは付けられない。正直言って、とんでもない問題児だったからだ。
で、きょう講演が何とか無事?終わると、望月先生が代表で挨拶され「もと教え子が話すのを聞いていて、会場でいちばん喉が渇いているのはわたしです」と述べられ、乾杯の音頭をとられた。
良い生徒というのは、いつまでも先生から「仕事」を奪ったりしないものだ。そう、仕事というのは、いつまでも先生に対して心配をかけ続けることである。そういった意味で、平野は大変に優秀な生徒といえるだろう。
講演が終わってから別のイベントに少し顔を出し、バスに乗るまでの間に7組の知り合いに会い、いずれも飲み会に誘ってもらうが振り切って帰る。ふー 原稿、原稿。
※今回、講演をするに当たって、全8校の校歌を分析してみた。校歌には建学の精神が宿っている。これをきちんと読み解くことで、各学校の進むべき道が見えてくるとわたしは思っている。昨今、企業の若手が社是を自分の言葉で読み替えることで成果を出していることと同じである。
他にも書きたいことがあるが、きょうはこの辺で。
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