平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

話すよりも聞く  2010/06/05 

fes

shizudai


最近雑誌のインタビュー記事に登場したり、対談に出たりしてがんばっている静岡大学人文学部のUさん(静大フェスタの会場にて)。



◆今朝(土曜日)、移動中のカーラジオのスイッチを入れると、某全国放送の番組が聞こえてきた。タイミングはちょうど、ゲストを招いてのトーク・コーナー。
この番組のパーソナリティー(二人組のうちひとり)は、ゲストに質問を投げかけるのだが、ゲストが半分も話し終わらないうちに、すぐに相手の話に持論を挟み込み、先回りして話を取り上げてしまう。
実はこの番組、土曜日の移動中にほぼ毎週聴く番組だが、毎週まったく同じパターンである。以前からずっとゲストコーナーのやりとりが気になっている。毎回決まって、メインのパーソナリティーにサブが絡んできて、ゲストをあわせると三人の声が十秒以上メチャクチャにクロストークして、ひじょうに聞きづらい。
そうして最後は必ずメインのパーソナティーがまだ話している二人を大声パワーで押さえ込むようなカタチで喋り倒して話を持っていく。
あれれれれ、話すよりも聞くことの方が重要だって、この人自身が以前言っていたはずだぞ。




◆ 朝から会議二つ。そうして就活相談。ダンスとお芝居を観て、静大フェスタという大学PRイベントに顔を出す。
芝居を観ている最中、今度の講座でロール状の和紙があればもっとよくなることに気づき、夜9時過ぎのまちを自動車で駆け回る(結局某書店で悩みが解消。Yさん、ありがとうございました)。
で、その足で講座の準備をしてくれているスタッフと夜の10時半過ぎにいったん合流。あれこれと話を詰めて、帰路に就く。
その時点で、きょうは朝も昼も食事をとっていないことに気づく。というか、夜も食べていない。


◆SPAC(静岡県舞台芸術センター)の『ペールギュント』。もうこの演目はSPACの十八番である。音楽劇団としても毎回腕を上げてきているのがうれしい。静岡、自慢の劇団である。

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池田の森の漆畑さんご夫妻に囲まれるSPAC芸術総監督の宮城聡さん。向かって右が、やや下っ腹が気になり出した平野(あちゃ〜)。

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goro

世のおじさんは疲れているんですね〜 何とも悩ましい。


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