平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

そこに穴があるからさ    〜もっとも基本的なデザインの話   2010/05/26

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壁(塀)に取り付けられている排水パイプ。きっと人の目線の高さに設置されているのだろう。人はその穴に、何かを突っ込みたくなってしまう。
最後の写真は、よく見ると奥にもう一本の缶が押し込められている。
路側帯のゴミの山は、だれかが最初に一つにゴミを捨てたために、そこへ連鎖的にゴミ投棄がおきる。
当然モラルの問題もあるが、それよりも「人がそこへ行為を及ぼしたくなるデザイン」というものが間違いなくある。むしろ、それが問題なのである。 ※ 写真は、PIANISSIMOさん提供。


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http://www.hirano-masahiko.com/tanbou/1115.html


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