教室をいきいきと 2010/05/25
◆ 新編『教室をいきいきと』大村はま(1906-2005)ちくま学芸文庫 を読む。
教育における基本的な問いの立て方、取り組み、まなざし、そのほとんどすべてはここにあるような気がする。
大村先生の取り組みや方法を既にひと時代前のやり方だと言う人がいるかもしれない。あるいは、そんなことは理想だというかもしれない。だが、教室というスモールワールドで日々試行錯誤した先人の言葉は、素人のわたしにもその迫力は伝わってくるし、しかも教育が、理想が語れなくなったらもはやおしまいではないか。
◆何年前のことかは正確に覚えていないが、ある本屋で、取次から届いた段ボール箱から文庫本を取り出しては、音を立てて帯を引きちぎって床に捨てている店員を目撃。確かに客が本を棚から出し入れすることで、帯が傷んで本自体がみすぼらしく見えてしまうことがある。だが、明らかにこの人は、効率のことしか考えていない。
◆明日、明後日は地元の中学生諸君が大勢、わたしのコレクションを見に来てくれる。毎年恒例の授業の一環としての取り組みだ。雨が降らないといいね。詳細は近々。
◆ 9月頃まで、あるまとまった仕事を集中して行います。現在お引き受けしている仕事、またはレギュラー以外、ほとんど取り組めない状況になります。
それからいつも以上に、お付き合いが悪くなります。お許しくださいませ。それでなくとも、自分から人をお誘いすることなんか滅多にないんですけどね。無精ですみません(汗)
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