平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

「岩波少年文庫」 創刊の心   2010/04/27  


1950年(昭和25年)、「岩波少年文庫」の創刊を手がけた石井桃子は、そのシリーズ(第1期121冊、100種)のしりえにこんな文章を寄せています。

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この「岩波少年文庫」のシリーズがもととなり、やはり石井桃子の手により新シリーズ「岩波子ども本」(1953年12月)が創刊されます。
下の写真は、その初期のころ発行された『ぞうさんばばーる』(ジャン・ドゥ・ブリュノフ文・絵  鈴木力衛訳 1956年発行 写真は1960年の二刷り)です。『ぞうさんばばーる』はその後、絶版となり、お馴染みの「ぞうのババール」(矢川澄子・訳 評論社)として再び世に出るまでには、1974年まで待たねばなりませんでした。

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