平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

静的な書物を動かす方法  〜大学の研究室編  2009/12/18

本は静的なものだと思われがちだが、なになに、こうして賑やかに本を動かす方法もある。それは平野の小さな試み。写真はすべて大学の研究室。

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研究室のドアには、絵本のカバーを使ったメッセージボックス(廊下側)。

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ドアを開けると、その時々のテーマの本が学生を迎える。

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ドアの裏側には、いくつかの本のケースが貼り付けられていて、そこには学生に読んで欲しい本や観て欲しい芝居、コンサートのチラシなどが入れられている。ただでは帰さない(笑)

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絵本のコーナー

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ソファ周辺の絵本。桟から絵本が吊り下げられる。

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ソファに座り、肘掛けに自然と手が行くと、そこには本が待ち構えている。

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ソファの背にも絵本が並ぶ。そのまま座ると後頭部に絵本が当たる。

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化石が置いてあるコーナー。人文で、この化石に反応した学生はほぼゼロである(笑)わたしは化学の出なので、本来なら理系が専門。

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吊り下げされた稲垣足穂。

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豆本の『ハムレット』も壁をつたって吊り下げられる。

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バケツにも窓の桟にも本。

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紅茶を淹れながら読みたい本。

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本を持たないとキャラメルが食べられない。

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どうやって壁に止まっているのか、摩訶不思議な絵本。

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研究室の小さな流し台。よく見ると・・・

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ここでも季寄せが待っている(笑)




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ホワイトボートに立てかけられたおすすめ本。ミーティングをしながら、常に目に飛び込んでくる「今週の読まずに死ねるか」。

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学生が集まると、平野の抜き打ち指名で紙芝居の読み聞かせの場になる。みんな、けっこう楽しんでくれている(ようである)。


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