タイトルが見えない(確か)その2 2010/01/22
最新号の『anan』。特集はさておき、これでは『anan』を知らない人は、『anan』だとわからない、そういうデザインである。90年代後半までは、その雑誌のタイトルが写真やイラストで見えなくなってしまうなんてことは考えられなかった。最初にどの雑誌が挑戦したか知らないが(確か『National Geographic』?)、この試みはすごい度胸である。何がすごいって、タイトルが見えなくなっても特集で売る自信があるのと、タイトルを隠しても『anan』らしさが漂っているという点だ。書店員も読者も、一目で『anan』だと判るだろう。この「らしさ」がまさに『anan』の力である。
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