平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

冬景色 そうして小さな生命   2010/01/01

SY5

SY6


昨日大晦日にSさんから送られてきた風景もきょうはすっかり雪景色。
http://www.hirano-masahiko.com/tanbou/1030.html

KAME

手前から入っているのはわたしの人差し指

腐葉土の中から時折顔を出す昨年秋の入り口から晩秋にかけて生まれた亀たち。玄関に置いてあるので、ぽかぽかして気持ちがいいのでしょう。日が落ちて寒くなってくると、自分でまた潜っていきます。
こんなふうにしながら3月から4月までごろごろとしています(腐葉土が乾かないように、ときどきしめらせたり、這い出してきた亀に直接水を垂らします)。で、亀の動きや天候をみながら水の入ったケースに移してあげるのがわたしの仕事。ちなみに生まれたその年に水の中で冬眠させると、かなりの確率で死んでしまいます。自然界では、秋から晩秋に孵化すると、そのまま土の中で春を待つものもいれば、元気よく這い出すものもいます。しかし、自然界は過酷で、かなりの確率で小さな個体は春を迎えることができません。


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